今月の月刊新松戸
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想定外の日々かもね

No.46 遠いコロナがだんだんこちらへ

私の住む、サービス付き高齢者住宅と呼ばれるコミュニティーは、 栃木県の那須町にある。 川を挟んだすぐお隣が福島県の西郷村。 そんな栃木県の北の果ては、 3・11の大地震で被害に遭い、 さらに原発事故のとばっちりで放射線量 …

No.45 なのに、ウイルスとは…

新型コロナウイルス?  へ~っ、コウモリ発の病原菌…?  と、ほんの数カ月前には、中国の武漢で起きた状況を 対岸の火事のように見ていた。 ところが、あれよ、あれよ、のまに 世界中の人たちが、み~んなこの災難に巻き込まれ、 …

No.44 人生で一番いい時を大事に生きよう…

夕暮れになると、西の森が赤く燃えたつ。 そのオレンジがかった色を背に、 葉を落としきった木々が それぞれの繊細な枝のシルエットを黒々と 際立たせて立ちつくす様子がなんとも美しい。 毎日眺めるこの夕暮れの一瞬の光景は、 見 …

No.43 家族バラバラ時代の「終活」はなかなかに難しく…

この冬は「冬眠」の予定だったが、その暇がない。 都会を捨てて地方に移住したのだから、 すこぶるのどかに日々が過ぎていくはずだと信じていたが、甘かった。 一年目は、三番目の孫娘が登場してきて、東京と那須を行ったり来たりで、 …

No.42じたばたすることになりそうな予感がする

衝動的に那須に引っ越して来て二度目のお正月を迎える。 昨日来たような気分なのに、もう、そんなにも……と、 あれこれ思い返していたら、しみじみしてしまった。 思えば、いきなり移住する、と告げた時、 息子から吐き捨てるように …

No.40 この宿題だけは、私はへっちゃら

「あれ、やった?」 「あっ、まだやっていない。いつ提出だっけ?」 そんな学生時代みたいな会話を交わしながら、 あいかわらずサ高住仲間と二人でヘルパー学校に通い続けている。 その彼女は私の3歳下。かろうじてのまだ60代。 …

No.39 これって、年寄りの冷や水?

ベッドメーキングの実習を体験した。 畳んだシーツをベッドに広げて、四隅で三角形を作って、 すばやくマットレスに挟み込み、ピシッと仕上げる。 そう、ピシッと。 どの布の端を持って、どっちの方向へ、どう引っ張るか、テクニック …

No.38 そう唐突に、蘇ってきたのだ。

今年は、とんでもない酷暑の夏だった。 それでも高原の夏は、朝晩だけは涼しかった。 家の窓も玄関も開け放して眠る解放感を存分に味わったし。 そこが、みんなで暮らすコミュニティのいいところよねえ、 と思うが、昔は都会でも夏は …

No.37人生はまだまだ油断ならないのかも…

私の東京の元家には、目下、息子の家族が住んでいる。 おかげで、かつて老父と私の二人で寂しく住んだその家は、 今や孫娘が3人にもなり、子育て世代の5人家族としてにぎにぎしく繁栄している。 私はそこを今や「実家」と呼び、時々 …

No.36 求められる「らしさ」から解放され…

シニアが寄り集まって暮らす場所の気楽さになじんでしまったせいなのか、 私は最近、なにかと「おバカ」なことばかりをやって周りにあきれられている。 たとえば、先日、朝、目覚めたとたんに、散らかりきった部屋をなんとかしようと思 …

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