今月の月刊新松戸
ブログ
  • HOME »
  • ブログ »
  • 俳句

俳句

12月の俳句・短歌・川柳 ・詩

■俳諧「奴凧」 何思う臼杵の石仏秋深し        佐藤 春生 長月やよせあつめして切手貼る     吉沢緋砂子 低木の続く尾根道まゆみの実      勝  太郎 初物はみどりの蜜柑運動会       小林 今浬 冬そ …

11月の俳句・短歌・川柳 ・詩

■俳諧「奴凧」 初紅葉北の火山や有珠洞爺       佐藤 春生 文通の甘き想ひ出女郎花        吉沢緋砂子 屋形船水面に月とつれだちて      勝  太郎 古馴染酌み交わしたし月見酒      小林 今浬 師の …

10月の俳句・短歌・川柳 ・詩

■俳諧「奴凧」 流れ星願う間もなく消え去りし     佐藤 春生 秋茄子や小粒ながらもつやめいて    吉沢緋砂子 鬼灯の鉢はあたりを明るくし      勝  太郎 廃線の待合室の秋の夕         小林 今浬 独り …

9月の俳句・短歌・川柳 ・詩

■俳諧「奴凧」 塩くれ場避暑の牛たち小走りに     佐藤 春生 行きずりの雲の愚痴きく夏の月     吉沢緋砂子 咲ききそう一ト日かぎりや花芙蓉    鈴木 翠葉 梅雨開けの雷神声が大き過ぎ      勝  太郎 夏の …

8月の俳句・短歌・川柳 ・詩

■俳諧「奴凧」 五月晴れ白馬三山微笑みて       佐藤 春生 触れもせず離れもせずで夏の蝶     吉沢緋砂子 梅雨入りや寺にゆかりの句碑一基    鈴木 翠葉 小さき滝銀山温泉行き止まり      勝  太郎 里帰 …

7月の俳句・短歌・川柳 ・詩

■俳諧「奴凧」 岩角に郭公一羽那須の山        佐藤 春生 体力とおりあい付けて茄子植うる    吉沢緋砂子 桐咲くやワンマン電車の無人駅     鈴木 翠葉 花韮は地上に降りた星ならむ      勝  太郎 短夜 …

6月の俳句・短歌・川柳 ・詩

■俳諧「奴凧」 新茶出る香気佳味良し遠州路      佐藤 春生 鯉のぼり心の憂さを吹き流せ      吉沢緋砂子 切株に麻の座布団道の駅        鈴木 翠葉 鯉のぼり猫のひたいの庭に立つ     勝  太郎 押し …

5月の俳句・短歌・川柳 ・詩

■俳諧「奴凧」 江戸河原鳥も朧に北へ発つ           佐藤 春生 音も無くひと雨ごとに春の苑          吉沢緋砂子 雪解けの屋根より落ちるリズムかな       鈴木 翠葉 雛納めみつめる顔をくるみたり  …

4月の俳句・短歌・川柳 ・詩

■俳諧「奴凧」 相模路や低山歩きに山笑う       佐藤 春生 落ちてまた美形のこすや玉椿      吉沢緋砂子 白魚やふと目を合わし箸を措く     鈴木 翠葉 一日が終り眺むる春夕焼        勝  太郎 香り …

3月の俳句・短歌・川柳 ・詩

■俳諧「奴凧」 一番咲き前途明るし冬の梅       佐藤 春生 物欲は袋で捨てて春近し        吉沢緋砂子 佐保姫のまばたき程の風の音      鈴木 翠葉 枯れ薄すすきうなずく如く風にゆれ   勝  太郎 川凍 …

1 2 3 12 »
PAGETOP
Copyright © 別冊!月刊新松戸 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.