俳句
12月の俳句・短歌・川柳 ・詩
2024年11月29日 俳句
■俳諧「奴凧」 何思う臼杵の石仏秋深し 佐藤 春生 長月やよせあつめして切手貼る 吉沢緋砂子 低木の続く尾根道まゆみの実 勝 太郎 初物はみどりの蜜柑運動会 小林 今浬 冬そ …
11月の俳句・短歌・川柳 ・詩
2024年10月31日 俳句
■俳諧「奴凧」 初紅葉北の火山や有珠洞爺 佐藤 春生 文通の甘き想ひ出女郎花 吉沢緋砂子 屋形船水面に月とつれだちて 勝 太郎 古馴染酌み交わしたし月見酒 小林 今浬 師の …
10月の俳句・短歌・川柳 ・詩
2024年9月30日 俳句
■俳諧「奴凧」 流れ星願う間もなく消え去りし 佐藤 春生 秋茄子や小粒ながらもつやめいて 吉沢緋砂子 鬼灯の鉢はあたりを明るくし 勝 太郎 廃線の待合室の秋の夕 小林 今浬 独り …
9月の俳句・短歌・川柳 ・詩
2024年8月30日 俳句
■俳諧「奴凧」 塩くれ場避暑の牛たち小走りに 佐藤 春生 行きずりの雲の愚痴きく夏の月 吉沢緋砂子 咲ききそう一ト日かぎりや花芙蓉 鈴木 翠葉 梅雨開けの雷神声が大き過ぎ 勝 太郎 夏の …
8月の俳句・短歌・川柳 ・詩
2024年7月31日 俳句
■俳諧「奴凧」 五月晴れ白馬三山微笑みて 佐藤 春生 触れもせず離れもせずで夏の蝶 吉沢緋砂子 梅雨入りや寺にゆかりの句碑一基 鈴木 翠葉 小さき滝銀山温泉行き止まり 勝 太郎 里帰 …
7月の俳句・短歌・川柳 ・詩
2024年6月28日 俳句
■俳諧「奴凧」 岩角に郭公一羽那須の山 佐藤 春生 体力とおりあい付けて茄子植うる 吉沢緋砂子 桐咲くやワンマン電車の無人駅 鈴木 翠葉 花韮は地上に降りた星ならむ 勝 太郎 短夜 …
6月の俳句・短歌・川柳 ・詩
2024年5月31日 俳句
■俳諧「奴凧」 新茶出る香気佳味良し遠州路 佐藤 春生 鯉のぼり心の憂さを吹き流せ 吉沢緋砂子 切株に麻の座布団道の駅 鈴木 翠葉 鯉のぼり猫のひたいの庭に立つ 勝 太郎 押し …
5月の俳句・短歌・川柳 ・詩
2024年4月29日 俳句
■俳諧「奴凧」 江戸河原鳥も朧に北へ発つ 佐藤 春生 音も無くひと雨ごとに春の苑 吉沢緋砂子 雪解けの屋根より落ちるリズムかな 鈴木 翠葉 雛納めみつめる顔をくるみたり …
4月の俳句・短歌・川柳 ・詩
2024年3月30日 俳句
■俳諧「奴凧」 相模路や低山歩きに山笑う 佐藤 春生 落ちてまた美形のこすや玉椿 吉沢緋砂子 白魚やふと目を合わし箸を措く 鈴木 翠葉 一日が終り眺むる春夕焼 勝 太郎 香り …
3月の俳句・短歌・川柳 ・詩
2024年2月26日 俳句
■俳諧「奴凧」 一番咲き前途明るし冬の梅 佐藤 春生 物欲は袋で捨てて春近し 吉沢緋砂子 佐保姫のまばたき程の風の音 鈴木 翠葉 枯れ薄すすきうなずく如く風にゆれ 勝 太郎 川凍 …