クラシックコンサート

ずっしりとした大きな白菜。根の部分に十文字の切れ目を入れ、

手で裂くようにして四等分または八等分にし、縁側に並べて半日。

お天とう様のお世話になり、容器に敷き詰め塩を振り、

これを繰り返し、重しをして2、3日置きます。

 子供のころ、母が忙しそうに白菜の漬け物を作っていた姿が思い出されます。

外側の硬い葉は無地の木綿地、緑の葉は端午の節句の着物地から、

その他は帯揚げをふんだんに使いました。

 話は変わりますが、ニューイヤーコンサートは、今年も東京オペラシティへ行きました。

ヨハン・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」序曲から始まり、おなじみのワルツやポルカなど。

幸せな時間を過ごしました。

 中学生の頃、音楽の授業で聞いたドボルザークの「新世界」が好きで、LP盤を買ってもらいました。

何日かたったある日、誰が手にいれたのか、岩城宏之さんの指揮で

NHK交響楽団の生演奏を聴けることになったのです。大喜びでした。

 が、しかし……。クラシックを聴ける会場など熊本にはまだなく、

広い場所は水前寺体育館でした。バラバラバラバラザァアー……

体育館の屋根を大きな雨粒がティンパニーを叩くように。夕立にみまわれたのです。

演奏など聞こえません。岩城さんがぐるりと客席の方を振り返り「中断します」と。

 このシーン、よく思い出します。結局どれだけ待ったか忘れたけれど、

演奏は聞いたと思うのですが…(笑)。

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