花の数だけ、娘たちに出会いがありますように…

卒業式、入学式、発表会など、一年中で一番多く花束が作られるころ、

主役に寄り添うかすみ草。小さな花はふわふわと愛らしく、

昔、友だちと旅した大分県久住高原の満天の星にも似ています。

細い茎は糸のようです。

わが家では、主役の花が枯れても、

かすみ草だけクリスタルの花瓶に入れてドライフラワーにして楽しんでいます。

作品のかすみ草の花は、母が娘たちのお宮参りのために作ってくれたボレロを使いました。

母の思いがこもったレースです。

模様の小さな花を1つずつ、ハサミの先で切りとりました。

台布は骨董市で見つけた藍染めの麻布で、先人が木綿糸で縫ったつぎ当てがあります。

花の数だけ、娘たちに出会いがありますようにと願いながらノリで貼りました。

私と布絵の出合いは3回あります。

1回目は、育児に明け暮れていたころ、新聞の集金のときにもらった冊子の表紙です。

フランスのマダム、ジャクリーヌ・ゴバンのアップリケで、

可愛い子供たちが描かれていました。ピンクの小花、おしゃれなチェック。

日本ではまだ見ることのできなかった色や柄ばかりでした。

数日後、私も作ってみたくて、

キンダーブックの中から子供のスモックの背中いっぱいに絵を写し、

「森の中の遊園地」を作りました。

8月号目次

四季折々 葉月

想定外の日々かもね(85)久田 恵 自分が高齢者であることを忘れてしまうのね 

弁護士ノート(60)大原 浩史「猛暑の労働環境で熱中症に…その責任は?」

まち情報 たて組

おだいじに(160)石井 秀幸「加齢とともに夜中に目が覚めて眠れないのはなぜ?」

新松戸トピックス
「新松戸まつり」
「流経大新松戸キャンパス『海の日アートフェス』」

ホームドクターの健康相談室(247)栄原 智文「やさしい日本語」

こころの診察室(255)畑野 民栄 「30万人以上のユダヤ人が絶滅収容所へ」

軽やかに生きる法則(173)小倉 克夫 「楽しみが苦しみに」

おもちゃの病院から(192)高橋 多賀子「作ってみました! メリーゴーランド」

人のかたち/骨のはなし(57)村田 亮 「長引く痛みと中枢性感作について」

新松戸地図

暮らしの電話帳

協賛店からのお知らせ

不思議彩事記(498)流山児 祥 「酷暑の2023年の夏が続いている」

関さんの蔵通信(137) 伊勢 眞志「朝鮮人国役金一件」

ちいさな美術館、ここに在り(38)源川 彦峰

今月の俳句 短歌 川柳 詩

こちら新松戸パトロール隊!(68)池田 武司 
「多くの子供たちが帰ってきた『新松戸まつり』」

まち情報 よこ組

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今月の運勢(124)天道 象元