われらの世界展へ
年末に、生活工房がある成田市で工房主催の展覧会「われらの世界展」を開催しました。
これは、工房の作家の作品を一堂に集めたもので、毎年年末に開催して、
利用者さんたちの1年間の成果をご家族や地域の方々に見ていただきたいという思いで行っています。
オープニングには利用者さんたちも全員参加して、
各々の作品を見て回ったり、お気に入りの作品と写真を撮ったり。
皆さんそれぞれが思い出話などしながら楽しそうに鑑賞していました。
生活工房の創作活動では、実際に見て描くことを大切にしています。
例えば、身の回りの生物や畑でとれた面白い形の野菜、展覧会や動物園、植物園など、
直接観察したものを中心に制作します。
写真だけでは分からないそのものの大きさや質感、息づかいを感じとって刺激を受け、
制作に活かしてほしいからです。
表紙の「狛犬」も、実物を観察して描いたもので、
狛犬の躍動感や、たてがみの質感がよく表現されています。
みんなで同じものを見に行くため、作品の題材も同じものになることが多いのですが、
誰一人として同じものを描く人はいません。
10月号でご紹介した慶吾さんの「こまいぬ」と、
今回の尚吾さん(1987年生まれ)の「狛犬」は、同じものを見て制作しましたが、全く違います。
同じ題材でも、印象に残った部分や作者のこだわりによる表現の違いを味わうことができるのも、
彼らの作品の魅力です。
目次
四季折々 睦月
想定外の日々かもね(78)久田 恵 「私はなにに反逆し続けてきたんだろうなあ」
弁護士ノート(53)大原 浩史「『無料』求人広告の注意点」
初春conversation 中村 良夫×龍崎 孝
おだいじに(153)石井 秀幸「新型コロナが5類になると何が変わる?」
年末年始〈協賛店〉営業・診療案内
ホームドクターの健康相談室(240)三浦 聡雄
「コロナ第8波とインフルエンザの同時流行にそなえて」
こころの診察室(248)畑野 民栄 「多様性のある社会に」
おもちゃの病院から(185)井上 日出夫 「クリスマスツリーの謎〈その2〉」
人のかたち/骨のはなし(50)村田 亮 「2023年を迎えて……大切にしたいこと」
新松戸地図
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新松戸トピック
「第19回新松戸光のフェスタ」駅前イルミネーション点灯中
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軽やかに生きる法則(166)小倉 克夫 「楽しく長生きするためにー精神編―」
関さんの蔵通信(130)前田 徳弘「天保の改革と幸谷村」
不思議彩事記(491)流山児 祥 「軍拡1兆円増税などもってのほかである」
ちいさな美術館、ここに在り(31)源川 彦峰
今月の俳句・短歌・川柳・詩
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こちら新松戸パトロール隊!(61)池田 武司 「新年あけましておめでとうございます」
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今月の運勢(117)天道 象元