作品をつくり始めました  文・写真/松田 由理恵

不安と喜びの思いで月刊新松戸の表紙をスタートしました。

でも、今月もコラムが必要とのこと。

困った、困ったと、ペンを持ちました。

4月号が発行されてから、「表紙はあなたでしょう」と、

通っている病院の先生が気づいてくださったり、

スーパーで知人に「あなたでしょ? 12カ月全部ためるねー」と

声をかけていただいたり。

うれしい気もちと恥ずかしい気もちでいっぱいです。

編集室に寄せられた声も好評とお聞きして、

ホッとすると同時に責任も感じています。

6月号に向けて新しい作品に取り掛かりました。

今回の記念に何か作ってみたいと思い、3月4日から針を持ち始めました。

この1カ月、毎日、食事と運動のバランスを考えながら、

パッチワークを進めています。

作品作りがこんなに楽しかったことを思い出しました。

人は目標があるとこれほど元気になれるのだと感じています。

5月号の撮影のとき、

夫が数年前に始めた畑で撮影してみるのはどうかしらと思い、

お話ししましたら、実際にやってみることになりました。

先日、快晴の日曜日に夫と畑へ出かけ、

二人でああでもないこうでもないと言いながら撮影しました。

帰ってきてお互いの万歩計を見ると、

夫が1万6千歩、私が1万2千歩になっていて、びっくりしました。

こんな時間を過ごせる日々に感謝しています。