房四宝の繋がりで今回は印鑑です。

単なる石材を印鑑用に加工した石にしか見えないかも知れません。

しかし、書画作品の制作の最後は印を押して完成となります。

宅急便の受け取りや書類の提出に押すハンコとは区別してもらいたいのです。

日常のアクセクとした生活から暫し離れて風雅の世界に身を置き、

風流を嗜みたいとする見地から「雅印」と呼んでいます。

一般的に印は、姓名を刻した「姓名印」と、

雅号を彫った「雅号印」とがありますが、さらにもう一つ、

余白を引き締めるために押す「遊印」というものがあります。

「印」とは、自分の思想とか気概とかを表したものです。

この作品はどんな思想を持って書いたのか、

どんな気持ちの時にこれを表したくて描いたのかを、

刻印の文章で表すのです。これを「詞句印」と言います。

自分の懐抱(気持ち)を前面に表すことが書画藝術なのです。

思想も気概もなくただ書くだけでは意味がありません。

王羲之は、これを「陶写」「散懐抱」と言っています。

また良寛は「写心中物」と言っています。

自分の心中のものを著したくて書画の藝術を楽しむのでしょう。

その気持ちを印にも彫って表すのです。

これらを総称して「落款印」「雅印」といいます。

石自体の色、形状、風趣もご覧ください。

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