表紙の絵と文/近藤 賢一
一冊の本との出会い
絵を描き始めた2011年、一冊の本『絵を描く悦び』(千住博)に出会った。
この本が教えてくれたことは「自分にあるものを見つけること」「自分の絵を褒めること」
「作品を人に観てもらうこと」…他、多数あった。
自分にある良さを見つけるには、絵を多く描かないと気が付かない。
私は、まだ少ないと思うが年間50作品(はがきサイズのペン水彩画)以上を目標に描き、
その都度、作品を額に入れて観ることを繰り返している。
自分に何があるか、少しは見えてきたような気がする?
描いた作品をすぐ観ると、下手だと感じるのがほとんどである。
後日観ると、よく描いたと感じる作品も少しは。不思議である。
作品が可愛いのだろうか。才能は、得意・不得意、上手・下手ではない。
いかに夢中になり、継続して取り組めるかである。
描き終わった絵には使命が生まれ、人に作品を観てもらうとコミュニケーションが発生し励みになっている。
カリグラフィーで作成したバースデーカード、クリスマスカードをプレゼントして数年になる。
これからも楽しく悩みながら絵を描き続けるであろう。
絵を描く悦びを教えてくれたこの一冊の本、10回、20回、50回…と何度も読み返し、
実践し、絵に対する満足度がより高まればと思う。
若い頃、読書は苦手であったが、今年、『東山魁夷画文集(全10巻)』(1979年)を
読んでいる。これも絵の影響である。
こんどうけんいち●プロフィール
1950年滋賀県生まれ。同志社大学工学部卒業後、通信建設会社で通信設備の設計・施工、
ソフトウエア開発に携わる。その後、シニアコンサルタントとして情報セキュリティコン
サルティング会社に勤務。2011年から武田清蔵先生に師事。2018年10月初個展「旅行の
想い出の絵展」をギャラリー「風車」で開催。新松戸在住。
月刊新松戸2019年7月号(No.481) 目次
四季折々 文月
想定外の日々かもね(36)久田 恵
求められる「らしさ」から解放され…
今月のまち情報 たて組
弁護士ノート(11)國分 玲名
離婚とお金の問題について
おだいじに(111)石井 秀幸
常に便秘気味…よい方法は?
軽やかに生きる法則(124)小倉 克夫
「幸せ」は自ら取りにいく
ホームドクターの健康相談室(198)三浦 聡雄
[診察問答]癌に感謝しているガンマンたち
こころの診察室(206)畑野 民栄
消費税増税の口実にされるのは納得できません
関さんの蔵通信(88)伊勢 眞志
幸谷村で楽しむ江戸の書籍文化 〈その2〉
シニアライフ考(40) 谷山 隆浩
段差の昇り降りを助ける手すり
人のかたち/骨のはなし(8)村田 亮
夏の大会を前に「野球肘」について
協賛店からのお知らせ
Coffee Break(7)横田 尚己
メキシコ
新松戸地図
暮らしの電話帳 広告協賛店一覧
まつどリサイクル通信 出張版 松戸市役所 環境部廃棄物対策課
ごみ問題を考える No.1
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不思議彩時記(449)流山児 祥
雨の六月~香港加油! 香港200万人デモ・老後資金2000万円問題~
この絵本、おススメです!(49)嶋田 小夜子
おもちゃの病院から(143)富樫 昭夫
3Dプリンターでの治療
「円山応挙から近代京都画壇へ」招待券プレゼント
読者の広場/詩「エスポワールだってさ!」東 恵子
坂川物語 附記 坂川散策の集いに参加して 太田 隆義/田口 亘廣
新松戸パークハウス写真クラブ(169)宮崎 利重
東京散歩「谷・根・千」
今月の俳句 短歌 川柳
こちら、新松戸パトロール隊!(19)池田 武司
夏の交通安全運動
今月のまち情報 よこ組
情報交換
編集室
今月の運勢(75)天道 象元