こどもたちよ こども時代をしっかりたのしんでください おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは こども時代の『あなた』です……これは石井桃子さんの言葉です。子供時代の楽しみのひとつに絵本もしっかりと刻まれることを願って、今月はひなまつりと昔話の絵本をご紹介します。

 

『たのきゅう』4歳ぐらいから
文/小沢 正 画/太田 大八
教育画劇

 

たのきゅうさんは芝居の役者です。急いで田舎へ帰る途中、暗くなった山道で大きなうわばみが、にゅうっ!ゆかいな掛け合いの末、たのきゅうさんは大金持ちに。

 

 

 

 

 

 

 

 

『もりのひなまつり』3歳ぐらいから
作/こいでやすこ
福音館書店

 

蔵に住んでいるねずみばあちゃんに、のねずみこども会から手紙が届きました。読んでみると、森でひなまつりがしたいと書いてあります。さて、どんなまつりが始まるのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ふくろのなかにはなにがある?』4歳ぐらいから
再話・絵/ポール・ガルドン 訳/こだまともこ
ほるぷ出版

悪賢いきつねが、太ったハチをつかまえて袋に入れ、そこからニワトリ、豚……次々と手に入れていきます。でも、最後に手に入れたのは…?