孫娘たちの卒業式へ
2人の孫娘の中学校と幼稚園の卒業式に行ってきました。
式が行われたのは海岸にある街、ロサリトのホテルで、この村から北へ100㎞ほど、
国境の街テイファナからは30㎞ほどの所です。
幼稚園から小学、中学、高校と卒業生全員が黒いマントに四角の帽子をかぶり、
一人ずつ名前を呼ばれて証書を受け取っていきます。
幼稚園を卒業する孫娘は、マントが大きすぎて笑ってしまいました。
ぼくの家がある地域はいま、気温が35度から40度と暑いのですが、
この街は海岸近くをアラスカからの寒流が流れているため20度ぐらい。
ちょっと寒くて慌てて薄いジャケットをはおり、大勢の保護者と過ごしました。
この海岸の町から2千mの山を越え、東へ200㎞一気に下った所にある
砂漠に囲まれた街、メヒカリでは40度から50度を超える暑さです。
こんなに近い所でも、周りの環境によってこれほど気温差があることに驚きます。
メキシコは夏休みの宿題がありません
メキシコではこれから、新学期前の夏休みに入ります。
日本の子供たちは、夏休みにはたくさんの宿題で頭を痛めているようですが、
メキシコでは学期の終わりや進級前の休みに宿題はありません。
こちらの子供たちに日本のことを話すと、日本の子供は可愛そうだと言っていました。
せっかくの長い夏休みも、宿題のことが気になって
十分に楽しめないのではないだろうか…と心配していました。
孫たちは、インドに単身赴任している父親も帰ってきて、
一家揃ってカリフォルニア湾の中ほどにある小さな魚村へ魚釣りに行きました。
同じエンセナダ市内ですが、途中で一泊しなければならないほどの距離。
太平洋岸からカリフォルニア湾まで半島を縦断する長旅のため、今回もぼくは
飼い犬のパンチョたちと村に残り、釣ってくる獲物を楽しみに待つことに。
今回は大漁で、イサキを35匹ほど釣ったと帰りに届けてくれました。
大きなタコも6匹。さっそく手巻き寿司などにしていただき、満腹になりました。
午後はクーラーをつけて…
気温は連日35度ほどまで上がります。午後はクーラーをつけて本を読んだり、
大リーグのTV放送を見たりして過ごしています。
それでも、日が沈めば急に20度ぐらいまで下がるので、
風があると涼しく感じられ、扇風機を止めて寝ています。
今年は春先に4年ぶりのまとまった雨が降ったお陰で、いまだにぶどう畑は葉が茂り、
今年はたくさんの収穫が期待されています。
先日、エンセナダに住んでまだ日の浅い友人夫妻を案内して、
干し草を芯にして建てててある知人のワイナリーに行ってきました。
こちらの畑にもたくさんのワイン用ブドウが実っていましたが、
ここでも人手不足で困っていると言っていました。
友人夫妻はモツ料理を食べ、イチジクを採って帰りました。