3月とはいえ、寒い日が続いていますね。でも、春はしっかり
準備をして出番を待っています。
そこで、春を届けてくれる花の絵本を2冊紹介しましょう。そしてもう1冊は、
お姫さまにあこがれる子供たちのために作られた物語。お姫さまの世界を楽しんでください。

『さくら』(4歳ぐらいから)
文/長谷川 摂子 絵・構成/矢間 芳子 福音館

さくら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春以外に桜に注目することはあまりないと思いますが、この絵本には桜の
一年間がていねいに描かれています。花が散ったあとも、
ゆっくり桜の木を観察したくなりますよ。

 

 

『たんぽぽ』(4歳ぐらいから)
作・絵/甲斐 信枝 金の星社

 

たんぽぽ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散歩に出ると、あちらこちらで見かけるたんぽぽ。移り変わる季節のなかで、
たくましく生きている様子にびっくりします。
綿毛が風に乗って飛んでいくページは圧巻ですよ!
作者の後書も読んでくださいね。

 

 

『のはらひめ おひめさま城のひみつ』(6歳ぐらいから)
作/なかがわ ちひろ 徳間書店

ひめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日、お姫さまにあこがれている女の子、まりの家の前に金色の馬車が止まります。
なんと、おひめさま城から招待されたのです。そして、
お姫さまになるための勉強を始めたのですが…。