あっという間に12月。ほんとうに一年は早いですね。
そして、子供たちが楽しみにしているクリスマスももうすぐ。
定番のクリスマス絵本もいろいろありますが、今回は
少し違った視点からご紹介したいと思います。
『ねずみくんのクリスマス』(3歳ぐらいから)
作/なかえ よしを 絵/上野 紀子 ポプラ社
ねみちゃんのために
クリスマスツリーを作ったねずみ
くん。でも、小さいので友達に
バカにされてしまいます。
最後はみんなと考えて、
すばらしいツリーを作ります。
シリーズものです。
『ぶたたぬききつねねこ』(4歳ぐらいから)
著/馬場 のぼる こぐま社
愉快なしりとりの絵本。
もちろん、最後には
クリスマスが出てきますよ!
子供たちは、答が分かっていても
何度でも繰り返し楽しみます。
『急行「北極号」』(6歳ぐらいから)
絵と文/C・V・オールズバーグ 訳/村上 春樹 あすなろ書房
クリスマスイブの夜、
サンタを待つ少年のもとに
白い蒸気につつまれた
「北極号」があらわれます。
そして、少年を乗せて北極へ。
そこはサンタの町だったのです。
★絵本の案内人…
しまだ さよこ○プロフィール
1948年兵庫県神戸市生まれ。1998年から地域の小学校で読み聞かせを始める。絵本の楽しい世界を多くの人に伝えたいと、自宅で「とちのき文庫」を開設。JPIC(出版文化産業振興財団)読書アドバイザー。