(長男=4歳10カ月/長女=1歳6カ月)

先日は長男の七五三祝いでした。

つい最近生まれたばかりのような気もしますが、

子供の成長は早いものです。

あいにくの雨の中、なんとか無事

祈祷からお祝いの食事・写真撮影まで済ませることができましたが

準備も含めなかなかしんどかったです。

私の祖父(つまり息子にとってひいおじいちゃん)が七五三で使い、

その後、叔父→私→私の従弟と受け継がれた

年代物の着物をぜひ今回も着せたい、

という私の母の意向から、

まずは袴の丈なんかを長男向けに直すところからスタート。

つまり、呉服屋に一度息子を連れて行かないといけないんですね。

「写真館でレンタルして撮影し、

そのまま神社に着て行って良いサービスなんかもあるのに…」

「そっちの方が一日で済んで絶対ラクなのに…」

と思わなくもなかったですが、

実際に仕上がってみると、

多少の傷みはあるものの、

元々の仕立ての良さと、

世代を超えて受け継がれた重みで、

想像以上に凛々しく見える息子の姿に

「やっぱりこの着物があって良かったなー」と思えました。

そんな準備を経て当日。

着物は上衣、帯、袴と、着付けをしないといけません。

「おれは中高時代弓道部だったし楽勝だよ!

おれが着付けるよ、任せとけ!」

と余裕で構えていた私ですが、

ぶっちゃけ弓道の帯や袴とは勝手が違います。

着る順番を間違えたり、

いざ袴を穿かせたらずり落ちるし……

結局、ネットの着付け動画を見ながら、

妻のお母さんにも手伝ってもらいなんとか完成。

朝からドタバタでなんとか神社に駆けつけたのでした。

神社の祈祷は受付順。

うちの近くの神社は、七五三シーズンは事前予約なし。

当日受付のあとは流れ作業のように祈祷まで進みます。

何組か一緒のお祓いで、保育園の友達と偶然一緒でした。

お祓いを受けている息子の様子は……

私の膝の上で暴れる下の子を押さえつけるのに精一杯で

覚えていません。残念!

「あれ、下の子はママの膝の上じゃないんだ?」と思った人。

そうなんです。

イクメンコラム書くくらいですからね!

うちの娘はパパっ子なんです!

というのはウソで、

妻が着物だったので着崩れないように私が抱っこしてただけです。

ふだん妻がいないとすぐに泣きます。すみません。

でもパパっ子になって欲しいです。

娘の結婚式では泣く自信あります。

さて、その後はホテルに移動して食事と写真撮影。

「うちらが結婚式を挙げたホテルで縁起もいいし、

食事と撮影が1カ所で済むのでバッチリじゃね?」

と思っていたのですが、

当日は大安で結婚式が集中。

写真スタジオも予定びっしりなので撮影は食事の後しか予約できず。

(着物に食事をこぼすと最悪なので、一旦平服に着替えさせました。

そして着付けを再び…)

さらに予約の時間に行ってもさらにさらに待たされる事態に。

まあ、お色直し後の衣装の写真とか

式の合間のわずかな時間に撮らないといけないし

うちらが後回しになるのも分かるんですがね。

一流ホテルなのにちょっと残念でした。

娘の七五三の時はどうするか考えものです。

撮影自体は無事終了で、

朝から続いたイベントも一段落。ようやくひと息つけました。

七五三は子供の成長を祝う行事。

大変でしたが、元気にここまで育ったことに改めて感謝した一日でした。

ただ贅沢を言うと、元気なだけじゃなくて、

言われなくてもお着替えくらいはちゃんとできるようになって欲しい。

なんであのとき神社でお願いしておかなかったんだろう……