先日、保育園で娘の1歳の誕生会があったので、

会社を休んで参加してきた。

誕生会も楽しかったし、感動したのだが、

それよりももっと面白い体験をしたので、そちらを書いてみたいと思う。

誕生会の後、保育士さんから「保育士体験をやってみませんか?」

と聞かれて、やってみることになったのだ。

保育士体験と言っても、

5歳児が遊んでいる園庭に行って一緒に遊ぶという内容だが、

これが面白かった。

たった1時間の間に、園児が入れ代わり立ち代わりやってきて、

「これやって遊ぼう」

「こっち来てよー」と誘ってくる。

フラフープ、縄跳び、鉄棒、丸太、ケンケンパ、砂場、

いろんなことをして遊んだ。

初対面の大人の男である私に対し、物怖じも人見知りもせず、

人懐っこくやって来て話しかけてくる。

1歳の娘は最近、

初対面の男の人に抱っこされると泣き出すことが多いので、

これが5歳児だからなのか、保育園の教育の結果なのか分からないが、

社交性を身につけた園児たちを見て、すごい成長だなと思った。

最近は、公園でも携帯ゲームをしている子供が増えたように感じるが、

いろんな遊びを工夫して楽しんでいることにも感心した。

例えば、フラフープを普通に腰で回すこともすれば、

縄跳びみたいにしてぴょんぴょん飛んだり、

丸太で何をするのかと思いきや、

丸太の上に立ち、100秒バランス取り我慢大会をやったり、

その発想の豊かさに驚いた。

この道具、この遊びはこう使うべき、みたいな固定観念が、

長く生きてくるとついてしまうんだなあと、考えさせられた。

また、園児たちと遊んでいて、

リーダー的な子がいることに気がついた。

私が園児2人を抱っこして、回転して、遊んでいると、

リーダー的な子がそれを見て、抱っこされている子に対し、

「いけないんだよー、先生に言い付けるよー」と言ってきたが、

当のその子もやって欲しそうな感じで、可愛らしかった。

抱っこ回転の後は、リーダー的なその子が率先して、

次は砂場遊びと決めてイニシアチブを取っていたのが、

これまた可愛らしかった。

とまあ、保育士体験でいろいろな気付きをもらい、

いい経験をしたなあと思ったのだが、

次の日は筋肉痛であった。