子育てを始めるまで、赤ちゃんはもっと寝るものだと思っていた。
うちの子供は昼間はなかなか寝ず、起きている間は基本的に泣いている。
泣く理由は、
① お腹がすいた
② オムツを替えて欲しい
③ 眠いけれど眠れない
④ 抱っこして欲しい
が主な理由であり、④の抱っこして欲しいにも
A) 抱えていれば親が座っていてもOK
B) 立って抱っこしないとダメ
C) 立ってゆらゆら揺らさないとダメ
があって、順番に要求レベルが高くなってくる。
やっと寝たかと思ったら、30分もしないうちに小さな物音で起きてしまう・・・。
基本的に、赤ちゃんがいると大人が育児以外でやれることはテレビを見ることくらいで、
わずかな寝た隙をついて、他の家事ややりたいことをなんとかできる程度である。
あとは、ちょっとの時間であれば、あきらめて泣かせて、さっと家事をやってしまうか、
抱っこ紐をして、抱っこしながら家事をするかになる。
ただしこの場合は、刃物、火を使う料理系だと危険であるので、
できるだけ避ける必要があるし、数キロある赤ちゃんを伴っての家事は、
作業効率が落ち、疲れる。
このように子育ては、実際にやってみて初めて、いかに大変かを実感した。
できれば中学校くらいの家庭科の授業で、育児の大変さを授業で教えてくれたら
認識のズレがなくなるのではないだろうか(ちなみに、小中高の文部科学省の
指導要領を確認したところ、「幼児とのふれあい」はあっても、育児とはどの
ようなことを行うかレベルのことは範囲に入っていなかった)。
育児の大変さを認識していたら、親兄弟の近くにあらかじめ引っ越すとか、
結婚前から育児について夫婦で話し合うとか、子供を産むタイミングを考える等
できるかもしれない。
ただ、そんなことを考えていると、いつまでたっても子供をつくれなく
なるのだけれども・・・。
(2014年6月10日/ひかりの父さん)