私には9歳、6歳、2歳9カ月と、三人の息子がいます。

わが家にはテレビゲームはなく、テレビは週に3時間まで。

習い事もなし。

思う存分外遊びをさせ、学校の勉強は授業を聞くだけで、

家ではテスト勉強も宿題も禁止です。

もちろん先生には了解をとっています。なぜかというと、

私の20年のキャリアは「人を育てる」ことだからです。

上場企業の人事管理職として採用と教育に関わるなかで、

高学歴の指示待ち人間、マニュアル人間をたくさん見てきました。

わが子の教育に深く関わろうと考えて開いた学習塾には、

自分の頭で考えることが出来ない、教わったことしかわからない、

疲れ切った笑顔のない子供たちがたくさん来ました。

小4の長男は、遊びで書いた詩が作文コンクールで入賞しました。

単純な計算問題は嫌いですが、文章問題と図形問題が大得意になりました。

遊び道具がなくても工夫して楽しく遊べる子になりました。

「幼く・賢く・逞しい」子に育っています。

家庭学習を解禁する中学以降も、

勉強に困ることがない地頭がしっかりと育っています。

(2014年5月10日/どんぐりパパ)