いただいた野菜の中から…

リタイアして田舎に引っ越した夫の友だちから、採りたて野菜をよくいただきます。

電話があると、こちらから車で出かけていき、

鍬で掘り起こしてもらったじゃがいもを一度で持てないほど袋に入れ、

遠慮なくいただいてきます。

　おすすめ野菜は、土ものの里芋、大根、玉ねぎなど。

種類の多い大根の名前を聞きながら車のトランクに入れて帰り、

葉の元気なうちに調理したり、フリーザーバックで保存したり。

夕方まで後処理にかかります。

あるとき、いただいた野菜の中にちょっと小ぶりの色鮮やかな紫キャベツが入っていました。

色が深い紫陽花の紫と同じ。

葉が厚くて、ビロードがかっています。

半分に切ると、紫の線がこれまた美しい。

写真を撮りました。

それから、いろいろな着物の紫を集め、アイロンでカーブを作り、一気に仕上げました。

近所の家庭菜園のじゃがいもの白い花が風に揺らいでいます。

「じゃがいも、できましたあ〜」

元気のいい大きな声で今年も電話がかかってくることでしょう。

楽しみにしています。

５月は半月ほど独りでのずぼらな生活をすることになりました。

清々しい新緑の中、遠回りしてスーパーに行ったり、

美味しいパンと紅茶だけの昼食だったり……。

やらなくてはいけないことは山ほどあるけど、

ま、たまにはいいでしょうか？

目　次

四季折々　水無月

想定外の日々かもね（83）久田 恵 「ここは奇跡を呼ぶ高原なのかも」

弁護士ノート（58）國分 玲名「葬儀費用を払うのは誰？」

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おだいじに（158）石井 秀幸「介護保険と医療保険はどう違う？」

ホームドクターの健康相談室（245）栄原 智文「熱中症について」

こころの診察室（253）畑野 民栄 「ワクチン開発と戦争犯罪」

軽やかに生きる法則（171）小倉 克夫 「言葉づかい」

おもちゃの病院から（190）井上 日出夫「新幹線、砂漠を疾走か…？」

人のかたち／骨のはなし（55）村田 亮 「若者の股関節痛、FAIについて」

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不思議彩事記（496）流山児 祥 「5月、4年ぶりの台湾、そして姉の死」

関さんの蔵通信（135）金井 勝忠「学校制度の始まりと優等生名簿」

ちいさな美術館、ここに在り（36）源川 彦峰

今月の俳句　短歌　川柳　詩

こちら新松戸パトロール隊！（66）池田 武司 「千葉県内で増加！『電話de詐欺』被害」

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