まだまだ不自由な生活が続きますね。ふつうの生活が懐かしく、そのありがたさに感謝するようになりました。こんなときこそ笑いが大切です。そこで、今月は、ユーモアたっぷりの絵本をどうぞ。家族そろって思い切り笑ってくださいね!
『ともだちや』6歳〜大人
作/内田 麟太郎 絵/降矢 なな 偕成社
「えー、ともだちやです。ともだちはいりませんか?」と、森の中をキツネが歩いていると、オオカミから声がかかります。いっぱい遊んだあと、キツネがお代をもらおうとすると、オオカミはキバをカチカチ鳴らし…。ほんとうの友だちってなんだろう? ダイナミックな絵が楽しい人気のシリーズです。
『3びきのかわいいオオカミ』6歳〜大人
文/ユージーン・トリビザス 絵/ヘレン・オクセンバリー
訳/こだま ともこ 冨山房
三びきのこぶたのパロディ。気の弱い3びきのオオカミが、自立して自分たちの家を建てます。ところが悪い大ブタがやってきて、建てた家を次々と壊してしまいます。その壊しっぷりがものすごい! オオカミたちはちゃんと家を建てられるのでしょうか。小学生の読み聞かせで、子供たち大爆笑の1冊です。
『ぼちぼちいこか』6歳〜大人
作/マイク・セーラー 絵/ロバート・グロスマン
訳/いまえ よしとも 偕成社
消防士、運転手、カウボーイ、バレリーナ…いろんな仕事にあこがれるかば。でも体が大きすぎて、どれもこれも願いは叶えられません。けれど「ま、ぼちぼちいこか」と、少しもめげません。関西弁の訳が絵にぴったりで、大人の方にもおススメしたい絵本です。