(長男・中2/二男・小6/三男・小2)

中学柔道部の先輩がSNSに

郷里(因島)の桜を撮影して投稿されていました。

すごく綺麗ですよね。とても癒されます。

私の郷里は、柑橘類が豊富で、

特にみかんの花が満開の時は、見た目の可憐さもよいですが、

島中とてもよい香りに包まれます。

桜はあまり記憶になく「因島にもこんな場所があるのか」と

驚いていたら、母の実家の近くでした (*^^*)

覚えていないのもそのハズ。

小学校卒業以降30数年も訪れていない干拓地であり、

桜をはじめて綺麗だと思ったのは高校入学式の時という

私には幼少の頃その感性が育まれていなかったのです。

そんな私と先輩のやりとりを見た親族から

「その桜を植えたんは、あんたのじいちゃんよ!」

と連絡があり、さらにビックリ!!

どうやら祖父が、町内会長のときに

年をとってから山を登って桜を観に行くのはキツかろうと

干拓地にある池の畔に植えたのだそうです。

縁というか、人のつながりは不思議ですね。

さらに嬉しいことに、先輩は病気をされたとき、

この桜が励みになったと言ってくれました。

幅850

 

植えた当時おそらく、数十年後に孫やその先輩にまで

癒しや勇気を与える存在になろうとは思っていなかったはずです。

優しく思慮深い祖父は「あの桜は私が植えたんだ」と

自慢めいた話をすることもありませんでした。

言いようのない感動を覚えています。

40歳を過ぎている今もなお、

優しい祖父やその娘である母に育てられている気がします。

そして、こじつけに思われるかもしれませんが、

私の名前には「樹」の一文字があります。

今ほど自分の名前のありがたさと、

両親の想いを強く感じたことはありません。

実は、タロー一家は、

最愛の妻でありママが長期入院しており、

ドタバタと日々を過ごしています。

(それはそれでエピソードに事欠かないのですが)

ややもすれば、余裕なく荒んだ気持ちになりそうなところ

祖父達の優しさや想いに救われました。

因果応報といいますか、想いはめぐるのですね。

本当にありがたいです。

そのことを決して忘れずに日々感謝の気持ちを忘れず、

息子たちも祖父のような優しい人になれるよう

そして私自身も目指して、これからの育児を頑張ります p(^^)q

次回は、ママ入院中の三太郎&パパのドタバタ毎日のエピソードを…