(長男=8歳/二男=6歳/長女=3歳/三男=0歳)
この度育児コラムを書くことになりました「すけパパ」です。
どうぞよろしくお願いします。
現在、長男イチロウ(8歳)、次男ジロウ(6歳)、長女ハナコ(3歳)、三男サブロウ(0歳)
の4人の子の父をしております。
よい機会なので、今日はいつも二番手三番手になりスネがちなジロウの話を…。
10月の中旬に保育園の運動会がありました。
最近、小学校は中学受験の影響もあってか
運動会を5月に開催するところが多くなっていますが、
ジロウとハナコが通っている保育園は毎年10月に開催しています。
この時期になると近所の小・中学校では、
毎週どこかしらの保育園や幼稚園の運動会が行われています。
5歳児クラスのジロウは来年から小学生なので、
今年が保育園最後の運動会になります。
保育園の運動会は学年ごとに跳び箱、縄跳び、竹馬、民舞などなど
日々保育園でやっていることの集大成を見せてくれます。
そしてプログラムの最後には4歳児と5歳児が出場するリレーがあります。
保育園児とはいえ、
大人の背よりも高い竹馬に乗ったり、全力でバトンを繋ぐ姿は本当に立派で、
自分の子じゃなくても毎年胸が熱くなります。
そんな運動会の数日前に、保育園から運動会のお知らせが配られました。
ジロウは体も大きくそれなりに走るのが速いとは聞いていたのですが、
リレーの順番を見たらなんと紅組のアンカーでした。
対する白組のアンカーはかねてから俊足で噂のたかし君(仮)。
どちらかというと体格で得をしているジロウに対し、
たかし君は運動神経がバツグン。
運動会の練習中でも2人はなにかにつけてライバル的な存在だったとか。
これはドラマの予感です(笑)
さて運動会当日。
まずは跳び箱や竹馬や民舞。
ジロウとたかし君の2人も、
緊張しながらも最後まで失敗なく堂々と演技していました。
そしていよいよ最終種目のリレーです。
4歳児の段階では抜きつ抜かれつしながらも
ほぼ差がない状態できていたので内心ドキドキでした。
しかし5歳児に入り徐々に差がつき、
紅組が半周くらいリードしてアンカーのジロウにバトンが渡ってきました。
ほっとする反面、ちょっと物足りない気もしてる中、
ジロウは全力で駆け抜けて1位でゴール。
遅れて半周差ながら全力疾走するたかし君。
1人で走っていても断然速いことがわかるので、
観客席からは大きな歓声が起こっていました。
そしてゴールしたまま駆け抜けて観客席前まで行ってしまうたかし君。
すかさず追いかけるジロウ。
どうした? と固唾を呑んでみていると………
たかし君が悔しさで号泣しているところに
ジロウが駆け寄って健闘をたたえていたのでした。
様子がわかると会場は温かい拍手に包まれました。
私はというと、ジロウとたかし君の姿をビデオカメラにおさめつつ、
こみ上げる涙をこらえるのに必死でした(笑)
たかし君とは卒園後も同じ小学校に進学する予定なので、
今後とも良き友、良きライバルとして
仲良く切磋琢磨していってくれればと思っています。
ところで、先日たかし君のママから後日談を聞きました。
たかし君のパパはなにかにつけて運動会の動画を見返しては、
ゴールした後のたかし君にジロウが駆け寄るシーンで泣いているんだとか。
安心してください、私も見るたび泣いてますよ!