光陰矢のごとし。

……はい、時間が空いた言い訳です (^_^;)

夏の広島帰省や、秋の種子島での運動会など

親子のビッグイベントを書き留めようと思っているうちに

次男坊が冬の帰省で自宅に戻ってきました。

思い返すと、前回のコラム投稿から

いろいろな出来事がありましたが、

やはり、留学している種子島に訪問したのは

タロパパにとって、とても心に大きく刻まれる体験でした。

実際に、里親さんとお会いして話し、

種子島の学校生活などを垣間見て、

PTAの方々と交流を図ることができたので、

信頼関係も構築できたような気がします。

目的であった運動会の時では、

台風が接近していて、予定がいろいろと変更になったのですが、

つねに最善を尽くそうと、臨機応変に対応しつつも、

鷹揚と構えている種子島の方々は、

とても頼りがいがあり、ありがたい存在でした。

そのおかげで当日の運動会は盛り上がり、

子どもの競技・演技種目、郷土芸能や応援合戦にくわえて、

保護者が芸達者ぶりを発揮するアメくい障害物走ありで

感動の涙と笑いありのとても素敵なイベントでした。

運動会後には、PTAの反省会(という名の飲み会)をやりましょう!

と、突然決まったにも関わらず、大勢の人が集まって

短時間の準備で美味しい料理(子どもにはカレーライス)を

ふるまっていただきました。本当に感謝です。

私も、すぐに意気投合してしまって、

我が子そっちのけで(笑)島の方々と酒を酌み交わし、

里親さんから「もう帰りますよー!」

と声をかけられるまで、腰に根が生えたように、

その場を楽しんでいました。v(^^)v

翻って……

宇宙留学と題する由来となっているJAXA種子島宇宙センターは、

世界一美しいロケット発射台とも言われているそうです。

まばゆいばかりの豊かな自然環境は、

厳しさと背中合わせの関係です。

その自然に対応する術であったり、その生活の中で

楽しいことを見つけることに長けているのだと思います。

この地域文化・風土の違いは大きいと感じました。

脳科学者の養老孟司さんも、

自然と触れ合う意義を唱えています。

便利な都市生活を甘受するだけでなく、

自然に対する畏怖の念を忘れない育児が必要なのでしょう。

さてさて、帰宅後の我が家で

もうひとつ嬉しいことがありました。

留学時に買い与えたデジカメの動画や画像を確認していると

町の相撲大会の様子を録ったものを見つけました。

その動画をのぞくと、

里親さんが「○○(次男の愛称)頑張れー!」と

応援する声が聞こえてきて、勝ったことよりも、

実の子供のように接していただいていることのほうが嬉しかったです。

あと、3か月の期間が残っていますが、

まだまだいろいろな経験をしてほしいと願っています。

それにしても、三人揃うと騒々しい……(笑)。