伊藤美弥子●1954年山口県生まれ。山口県立衛生看護学院助産師科を卒業し、助産師として2年間勤務。24歳で結婚。3人の男の子に恵まれる。45歳のとき交通事故に遭い、右足切除、脳内出血による右半身麻痺、失語症の障碍を負って8か月間の入院生活を送る。横張STと出会い、左手で絵を描くことを教わり、その後のライフワークとなる。現在6人の孫にも恵まれ、絵手紙や点描画で花や人物を描き続けている。松戸市在住。


横張琴子さん●1933年東京都生まれ。東京女子大学卒業。お茶の水女子大学児童福祉学科研究生修了。言語訓練担当として足立ろう学校ほか障碍児支援施設などに勤務。言語聴覚士(ST)として1979年〜2020年国立国府台病院、1995〜2020年東京医薬専門学校勤務、1980〜2011年松戸市立病院ほか病院施設など勤務。1980年〜「東葛失語症友の会」「若葉の会」主宰。1986〜2024年作品展「生命の灯ふたたび」開催。著書に同名の作品集1、2など。

どんなときも美しく優しい笑顔で

伊藤さんは、ご自分にはまったく落ち度のない交通事故で、大きな障碍を負われました。その後、度重なる困難な状態、苦しい症状や治療を受けながら、どんなときも美しく優しい笑顔で、周囲のご家族や医療スタッフなどへの感謝を伝え、常に前向きに訓練や生活に取り組まれてきました。絵も、水彩画から絵手紙、そして点描画へと進み、すばらしい作品が生まれています。温かなご家族と共に、ますますのご活躍を祈ってやみません。

目次

四季折々 皐月

表紙エッセイ 

想定外の日々かもね(106)久田 恵 「堅気の高齢者としてのノウハウが身についていないようだ。」

弁護士ノート(81)大原 浩史「突然の相続問題……その行方は?」

まち情報 たて組

おだいじに(181)石井 秀幸 「日本人の節約志向は特性?」

関さんの蔵通信(158)渡辺 尚志「江戸時代の村をめぐる親子の会話〈その12〉」

ホームドクターの健康相談室(268)三浦 聡雄「こむらがえりと芍薬甘草湯」

こころの診察室(276)畑野 民栄 「5月病あれこれ」

軽やかに生きる法則(194)小倉 克夫 「五感その3『鼻』」

誌上・読書会(8)「SPY FAMILY」那覇 エンタ

人のかたち/骨のはなし(78)村田 亮「医療の質は眠りから?」

協賛店からのお知らせ

新松戸地図

暮らしの電話帳

おもちゃの病院から(213)井上 日出夫「非常時の非常事態」

不思議彩事記(519)流山児 祥「花粉症の季節・嗤えないトランプ相互関税劇開幕!」

読者のひろば

45歳で直面した『まさかの坂』」伊藤 美弥子

今月の俳句 短歌 川柳 詩

こちら、新松戸パトロール隊!(89)池田 武司「地域のみんなで子供たちを見守りましょう」

まち情報 よこ組

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情報交換

編集室

今月の運勢(145)天道 象元

「松戸の江戸時代を知る⑤」渡辺 尚志 著 読者プレゼント