表紙の絵と文/近藤 賢一

故郷での個展

 

昨年10月、新松戸で開催した個展のあと、故郷大津市で身近な人を招いて

個展を開きたいと思った。育ててくれた自然や人への感謝の気持ちからだ。

場所は、昨年12月に両親の墓参りのあと下見をして、

高校の通学路だった瀬田唐橋(近江八景の一つ「勢多夕照」)にある『ギャラリー唐橋』にした。

6月から準備に取りかかり、両親が眠る安養寺さん、お世話になった方々、

武田清蔵先生のお兄さん、姉妹、従姉弟、幼友達、学友たちに開催を知らせた。

会場には230点の作品を展示。30数名の方々が来てくださった。

中には30〜40年ぶりの友だちもいて、昔を思い返し、懐かしい空間となった。

通りすがりの方や、近所にお住まいの方、80代の方、関東からの若い旅行者なども。

「細かい絵ですね」「写真を撮っていいですか?」……。ゆっくり鑑賞していただき、

来場者とのコミュニケーションも楽しむことができた。

改めて絵の力を感じながら、いつかまた、故郷で開催したいと思った。

こんどうけんいち●プロフィール
1950年滋賀県生まれ。同志社大学工学部卒業後、通信建設会社で通信設備の設計・施工、
ソフトウエア開発に携わる。その後、シニアコンサルタントとして情報セキュリティコン
サルティング会社に勤務。2011年から武田清蔵先生に師事。2018年10月初個展「旅行の
想い出の絵展」をギャラリー「風車」で開催。新松戸在住。

 

月刊新松戸2019年9月号(No.483) 目次

四季折々 長月

想定外の日々かもね(38)久田 恵
そう唐突に、蘇ってきたのだ。

まち情報 たて組

弁護士ノート(13)宇都宮 貴士
将来の「もしも」に備える様々な制度

おだいじに(113)石井 秀幸
何回もレントゲン撮影、被ばくの心配は?

軽やかに生きる法則(126)小倉 克夫
七転び八起きのキャリアデザイン

ホームドクターの健康相談室(200)三浦 聡雄
突然の胸痛に意識低下、左片麻痺が続く=大動脈解離か?

こころの診察室(208)畑野 民栄
「正常範囲の物忘れ」と「認知症」の違い

ペルシャ歴史紀行(その2)三浦 聡雄
ヤズドから雪の峠を越えシラーズ、ベルセポリスへ

関さんの蔵通信(90)田嶋 昌治
関宿と関宿城払い下げ

シニアライフ考(42) 谷山 隆浩
安全に入浴を楽しむための手すり

人のかたち/骨のはなし(10)村田 亮
痛風のお薬、飲み続けるワケは?

協賛店からのお知らせ

Coffee Break(9)横田 尚己
インド

新松戸地図

暮らしの電話帳 広告協賛店一覧

まつどリサイクル通信 出張版 ごみ問題を考える(3)
松戸市役所 環境部廃棄物対策課

求人/募集広告

不思議彩時記(451)流山児 祥
最底辺で蠢く「庶民」を描く身近な藝術が演劇である。

この絵本、おススメです!(51)嶋田 小夜子

おもちゃの病院から(145)山崎 勝年
骨董品プロペラ4発爆撃機

ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史
招待券プレゼント

読者の広場/詩「秋だ 連結だ」東 恵子

新松戸パークハウス写真クラブ(171)林 健二
わたしの視点 横浜ドラゴンボートレース

今月の俳句 短歌 川柳

こちら、新松戸パトロール隊!(21)池田 武司
新松戸の「パトロール活動」も再開します!

今月のまち情報 よこ組

情報交換

編集室

今月の運勢(77)天道 象元