夏休みに川崎市の市民ミュージアムで「かこさとしのひみつ展」があり、行ってきました。
会場では、だるまちゃんのオブジェの前で多くの家族が記念撮影をしていました。
その様子を見ていると、子供よりお父さん、お母さんのほうが嬉しそうです。
自分の好きだった絵本を子供たちに伝えることができる喜びにあふれているようでした。
5月に逝去されたかこさんのたくさんの絵本を、これからも伝え続けていきたいと思います。

『だるまちゃんとてんぐちゃん』3歳ぐらいから
作/加古 里子 福音館

だるまちゃんはてんぐちゃんの持っている物がほしくてたまりません。
そこでお父さんに相談しましたが、だるまちゃんのほしいものとは違っています。
多くの子供たちに愛されてきただるまちゃん。今も変わらず人気ものです。

 

『あなたのいえ わたしのいえ』4歳ぐらいから
作/加古 里子 福音館

雨や日光、風を防ぐための屋根、そして壁、出入りのための玄関……と、
ページをめくるたびに少しずつステキな家ができあがっていきます。
2016年、中学生の技術家庭の教科書でも紹介されました。

『からすのてんぷらやさん』『からすのおかしやさん』
『からすのそばやさん』『からすのやおやさん』3歳ぐらいから
作/かこ さとし 偕成社

『からすのパンやさん』発刊40周年(2013年)に、続編として刊行された4冊。
成長した4人の子供たち、チョコちゃん、リンゴちゃん、
レモンちゃん、おモチちゃんは、それぞれ独立して働いています。
時にはロマンスも。後書きも読んでくださいね。