■小さい鉢にサボテンの子を植えると、どんどん増えてきます。
■海岸沿いのこの道を通って、毎週町へ買い物に行きます。
■日本食として丼物などを出しているチェーン店のメニュー。日本人の名前が料理名になっています。値段は2,5〜5ドル、味噌汁は約1ドルです。
■ご飯に鶏肉、豚肉、牛肉などを乗せ、醤油と甘味、この店の秘蔵の味付けと言われるタレを掛けた丼。
■家にくるお手伝いさんの娘が大好きで、日曜日に買い物に行くと着いてきてよく食べています。僕は一度で懲りました。
■水不足のため今年もオリーブは大きくなる前に黒くなって落ち始めました。
町はまるでゴーストタウンのように
9月19日、5月6日以来136日目でようやく20㍉ほどの雨が降りました。
乾燥しきった表の道路や裏庭も少し埃がおさまったかと思いましたが、
次の日にはもうカラカラ。
また砂漠のようになっていますが、自然の雨の恵みでしょうか。
この少しの雨でも、水たまりのあったところに早くも雑草の小さな芽が伸び始め、
生命力の強さに驚かされます。
週に2回ほど、高い料金を払って買った水をホースで鉢や植木に掛けていますが、
雑草はほとんど芽を出しません。天からの雨水は大したものです。
カリブ海からユカタン半島を横切った熱帯性低気圧が、
太平洋側に出てハリケーンに発達し、
カリフォルニア半島沿いに北上してきたので、 電力会社にいる友人が
当地へ上陸するから警戒するようにと電話してくれました。
でも、いつものようにアラスカから南下してくる寒流に突き当たって
急速に勢力が衰えて消滅。結局、少しの雨しか降りませんでした。
日本では早くも台風20号が発生して、今年は台風の当たり年になっています。
メキシコでは低気圧だけですが、
ハイチまで西に進んできた 大型のハリケーンが北にそれたものの、
先年の大地震からまだ復興していない所へ、 また災害発生。
ドミニカにいる元ジャイカの隊員にも メールで安否を確認していますが、心配です。
強盗事件頻発のバス路線からケーブル路線へ
今月4日、メキシコ大統領ペーニャ・ニエトが、
メキシコ市郊外の貧困地帯にテレフェリコと名付けられた
全長5㎞ほどのケーブル路線の開通式を行いました。
6人乗り160台が、1日3万人ほどをメキシコ市のメトロの駅まで運ぶそうです。
今までこの地区は、小型バスが1回6ペソ(30円)の運賃で 40分かけて運行していました。
それが15分に短縮され、さらに電源は太陽光発電で
年間15000トンもの二酸化炭素を減らすそうです。
しかもこの路線バスは、毎日のように強盗事件が発生していましたから、
住民は強盗が怖くて仕事にも行けなかったのですが、
それが解消されると大喜びの様子でした。
南部の教職員の問題も、新規法律により、
理由なくデモなどに参加して3日以上休んだ教職員は退職させられましたが、
メキシコ市ではこの教員たちが父兄の援助で学校外の歩道で授業を続け、
問題になっています。
メキシコ政府は、犯罪は減っていると発表していますが、
ベラクルス州などでは最近、埋められていた死体が各地で発見され、
行方不明者の家族から鑑定を急げと迫られています。
でも、数が多すぎて解決にはほど遠いようです。
それに比べるとこの小さな村は日々全く平穏で、感謝しながら暮らしていますが、
水不足だけが玉に傷です。